ARAW福祉作業所活動報告 6/25
[午前]
ARAW散歩(9名参加) 10:20〜11:05
公園に到着後しばらくして、室内スタッフから応援要請があり、30分程で戻りまし
たが、滞在中他には1組の親子連れのみでほぼ貸切状態だったので、ブランコにもた
くさん乗れて、短時間でしたが良い気分転換になったのではと思います。
普段の散歩ではつい運動量や距離に目がいきがちですが、陽の光を浴びて外気の程よ
い刺激の中を少し歩くだけでも心身のバランスを整える一助になるとあらためて実感
することができました。
帰った後、一部の方とキャッチボールをするなどして軽く体を動かしました。
[午後]
ARAW室内活動 13:30〜15:45
13:30〜14:00 室内活動①
14:00給水
14:00〜14:30 体操(ラジオ体操他)
14:30〜15:00 室内活動②
15:00給水
15:00〜15:45 室内活動③
室内活動(手作り遊具&運動器具[エクササイズバイク、バランスボール、スクワット
マシン]遊具(エアホッケー)(その他ラジオ体操など)
エクササイズバイクは定番になってきて活動中たくさんの方が漕いでいました!
その他の運動として今回は主に足の筋力に着目し、スクワットマシンとバランス
ボールを行いました。スクワットマシンとバランスボールはどちらも『お尻を中心
に上下に動く運動』なのですが、スクワットマシンは挑戦したほとんどの方が上手
くできませんでした。
スクワットマシンは多少のコツがあり、「すべて沈みこまずに少し重心を残す」と
いう動き→『一瞬だけ空気椅子』が出来るかがスムーズに運動するための肝となり、
そこをゴムの伸縮が筋力の不足をサポートをするイメージなのですが、この微妙な匙
加減が中々難しかったようです(今回多分難しいかなと思いつつ、体験の意味でも、取
り組んでもらいたく持参しました)
障害をもつ方の一般的な特徴として、上記のような、力のコントロールや微細な
バランスの取り方などが苦手な傾向があります。
バランスボールのように力いっぱい自重をかけ、その反発で弾めるような楽しい運動
をたくさん行う中で自然に筋力や体幹が養われていく次の段階として、手先や身のこ
なしの微妙なコントロールを身につけていくことは、精神的な安定や、他者との良好
な関係構築にも繋がると考えています。
楽しみながら自然に身のこなしを向上していくのが主のテーマですが、上記のような
裏テーマも視野に入れつつ、運動やあそびを通じて、利用者の皆さんの日常の景色が
広がっていけたら素晴らしいなと思っています。